NPO法人くにたち夢ファーム
DV被害、生活困窮女性のための自立支援- October 29, 2024October 24, 2024August 22, 2024
くにたち夢ファームJikkaとは
DV被害者、貧困による生活困窮者、シングルマザー、高齢単身者、精神障害を抱える方、家に居場所がない若年者、外国籍の方など、社会構造による困難と生きづらさを抱える女性と子どもたちに、シェルター/コミュニティ/生活の場を提供し、当該女性たちが自立し主体的に生きていくための支援を行っています。
代表あいさつ
2015年に立ち上げたJikkaは、2022年6月で満7才になります。やっと小学2年生です。
始まりは、DVや虐待を受けた女性たちが暴力から脱出したあと、安全に安心に自立し元気に生きていけるようにお手伝いをしたいという素朴な想いからでした。
7年間活動を続ける中で見えたものは、女性たちが抱えているものは簡単ではなく、もっと根深く根強いものでした。自分を壊して生きのびてきた経験から自由になることの困難さです。女性に厳しく抑圧を強いる社会や家庭の中で、女性たちが新たに違う人生を生き直そうとするとき、そこに立ちはだかるのは、外的なものだけでなく、その人自身が孤立した中で独りで頑張って身につけてきた言葉と行動に現れる内面です。誰からも傷つけられない場所に逃げのびてもなお、自分で自分を傷つけようとする女性たちの、それでも生きのびようとする生きる力と私たちはどう付き合っていけばいいのか? 今ももがき続けています。いっときの支えではなく、地域で一生お付き合いするかもしれない隣人として、何ができるのか、今も考え続けています。
とはいえ、初心は変わりません。
困ったとき、悩んだとき、苦しいとき、逃げたいとき、悔しいとき、うれしいとき、誰かに話を聴いてほしいとき…。いつでも帰れる場所としてJikkaはあります。
入り口は広く開けています。できれば、奥行きももっと深くできたらと心がける日々です。
多くの方に支えられてここまできました。これからも、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。特定非営利活動法人 くにたち夢ファーム
Jikka責任者 遠藤良子
活動内容
1相談事業
DVや貧困など困りごと相談対応、主体的な自分を取り戻し自立していくための相談事業
2一時避難〜自立への支援
避難・転宅支援、役所・病院・裁判所などへの同行支援、家事・育児・金銭管理などの生活支援
3UR都市機構との提携居住支援事業
4広報・啓発事業「DV問題をひらく」
DVなど女性の生きづらさについての広報・啓発
5オープンカフェ
誰もが気軽に立ち寄り交流できる居場所、講座やイベントの実施など
6食の支援
利用者への昼食提供、フードパントリー、多子家庭への食事づくり支援
7国立市との協働事業
8ハンドメイド部
生きづらさを抱えた女性たちが作品を作り、交流する場。 ネット販売【minneリンク】の支援も実施
沿革
2014年 貧困等の困難を抱える女性の支援のための居場所づくりとマイク口ファイナンスをテーマに国立市と「くにたち夢ファームプロジェクト」の共同研究会発足。
2015年 研究結果を実践するためにNPO法人「くにたち夢ファーム」設立。同時にWAM(独立行政法人福祉医療機構)の社会福祉振興助成事業に選ばれる。
同年10月 国立市内に活動拠点として物件を借りる
同年12月 女性とこどもの居場所「Jikka」がスタート2016年 WAM社会福祉振興助成事業(2年目)に選ばれる。
国立市から休日及び平日夜間女性総合電話相談事業を受託。
同年2月 一橋大学にて、国立市と共催で「女性が困難から立ち上がるときに地域でできること」シンポジウム開催。
同年8月、12月 夏休み、冬休みのこども朝ごはんスタート2017年 WAM社会福祉振興助成事業(2年目)に選ばれる。
同年3月 国立市とJikkaスタッフで「今後に向けての連携のあり方」をテーマに懇談会開催。
同年3月 春休みのこども朝ごはん事業実施。2022年 国立市社会福祉協議会、および独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)との3者で、UR賃貸住宅を活用した、様々な困難を抱える女性たちの居住支援等を行うことに合意し、5月〜運用開始。
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※ どちらも名義は同じです
名義:特定非営利活動法人 くにたち夢ファーム
(トクテイヒエイリカツドウホウジン クニタチユメファーム)※ 通信欄に、寄付あるいは会費の別を明記くださいますようお願いします。